トランプ氏の就任委員会に100万USDC寄付
米サークル(Circle Internet Financial)が、次期米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の就任委員会に、同社発行のステーブルコイン「USDC」を100万USDC(約1.6億円)分寄付した。サークルの共同創業者兼CEOジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏が、自身のXアカウントにて1月10日発表した。
アレール氏は、100万USDCの寄付について「委員会がUSDCで支払いを受けたという事実は、私たちがいかに進歩してきたか、そしてデジタルドルの可能性とパワーを示すものです」とXにてコメントしている。
ちなみに、トランプ氏は昨年5月に、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、リップル(XRP)、USDC、ゼロエックス(ZRX)などの暗号資産による政治献金の受け付けをしたことがある。
また、米メディアのフォックスビジネス(Fox Business)によれば、暗号資産取引所コインベース(Coinbase )とクラーケン(Kraken)は、トランプヴァンス(Trump Vance)就任式委員会に対し、それぞれ100万ドル(約1.6億円)を寄付しているとのこと。さらに、米リップル(Ripple)社は500万ドル(約7.8億円)相当のXRPを寄付している。
なお、米大統領選でトランプ氏と対立した民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を支援する政治活動委員会「フューチャーフォワード(Future Forward)」では、昨年10月にリップル社共同創設者クリス・ラーセン(Chris Larsen)氏から、XRPで1,000万ドル(約15億円)の寄付を受け取っている。
Circle has contributed 1M USDC to President Trump’s Inaugural Committee. We are excited to be building
— Jeremy Allaire – jda.eth / jdallaire.sol (@jerallaire) January 9, 2025
a great American company, and the fact that the Committee took payment in USDC is an indicator of how far we have come, and the potential and power of digital dollars.
画像:iStock/GDArts