Japan Open Chainの「JOCトークン」、世界6取引所に同時上場

JOCトークンが世界6取引所に同時上場

「Japan Open Chain(ジャパンオープンチェーン)」のネイティブトークン「ジャパンオープンチェーン(JOC)トークン」が、国内および海外の暗号資産(仮想通貨)取引所6社に同時上場する。G.U.Group(ジーユーグループ)が12月19日に発表した。

発表によると「JOCトークン」の上場は、日本時間12月23日12:00。国内暗号資産取引所ビットトレード(BitTrade)の他、海外取引所ではゲート(Gate.io)、MEXCグローバル(MEXC Global)、Lバンク(LBank)、XTドットコム(XT.com)、ビットゥーミー(Bit2Me)に上場する予定だ。

なおG.U.Groupによると世界中の複数の暗号資産取引所へ同時上場するのは、日本初の試みとのことだ。

また同社によると、同6取引所の1日の暗号資産現物取引高は合計で2.7兆円超とのことで、この金額は日本国内のすべての暗号資産取引所における1日取引高合計の約75倍に相当すると説明されている。「JOCトークン」の十分な流動性が確保される見込みだとし、今後も取り扱い取引所を順次増やすとG.U.Groupは伝えた。

「ジャパンオープンチェーン」は、G.U.Technologies(ジーユーテクノロジーズ)開発のEVM互換の国産ブロックチェーン。日本ブロックチェーン基盤社は、同チェーンのコンソーシアム管理会社だ。そしてG.U.Groupは両社の親会社である。

また「JOCトークン」は、「ジャパンオープンチェーン」を利用するために必要となる手数料トークンで、ビットトレードのIEOプラットフォーム「BitTrade IEO」にて、国内8例目のIEOで販売された暗号資産だ。

IEO実施時にG.U.Groupは、「JOCトークン」のIEO後の流動性確保のため、世界同時上場を行う予定だと報告していた。

なお「JOCトークン」のIEOにおいては、申込申請総額において販売予定額を大幅に超える総額90億円超の申し込みがあり、IEO終了時点において予定販売金額12億6000円が完売したことがビットトレードより12月18日に発表されている。

参考:G.U.GroupG.U.Group2
画像:iStocks/Cemile-Bingol

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】イーサリアムPectraのメインネット実装が仮決定、ゲームストップ株急落、Seiが23andMe買収検討など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

バイナンスが「Vote to List」の第1弾選出、「MUBARAK」・「BROCCOLI714」・「TUT」・「BANANAS31」を取扱

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、ミームコインであるムバラク:Mubarak(MUBARAK)、CZ'Sドッグ:CZ'S Dog(BROCCOLI714)、チュートリアル:Tutorial(TUT)、バナナフォースケール:Banana For Scale(BANANAS31)の4銘柄の現物取引が開始された。バイナンスが3月27日に発表した