DeFiプロトコル「Pendle」、イーサL2「Base」に対応開始

PendleがBaseのネットワークに対応開始

DeFi(分散型金融)プロトコルのペンドル(Pendle)が、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークのベース(Base)に対応開始したことを11月27日に発表した。

ペンドルは、利回りを持つ資産を元本と利回りの構成要素に分離し、ユーザーが固定または柔軟な利回りを獲得できるようにする利回り取引のプロトコル(yield-trading protocol)だ。現在同プロトコルの対応ネットワークとしてベースの他、L1のイーサリアムとBNBチェーン(BNB Chain)、L2ではアービトラム(Arbitrum)とOPメインネット(OP Mainnet)とマントルネットワーク(Mantle Network)がある。

記事執筆現在でベース上のペンドルでは、ロンバード(Lombard)によるビットコイン(BTC)のリキッドステーキングトークン(LST)「LBTC」や、コインベース(Coinbase)によるイーサリアムのLST「Coinbase Wrapped Staked ETH(cbETH)」、レンディングプロトコルのムーンウェル(Moonwell)上の「mcbBTC」および「mUSDC」のプールが提供されている。

参考:ペンドル

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

テゾスら、トークン化ウランのマーケットプレイス立ち上げ

キプロス拠点のウラン取引会社カーゾンウラン(Curzon Uranium)とレイヤー1ブロックチェーンのテゾス(Tezos)、そして英規制下でRWA(現実資産)や暗号資産の取引所およびカストディサービス等を提供するアーチャックス(Archax)が、トークン化されたウランを購入できるマーケットプレイス「uranium.io」を個人投資家向けに11月3日立ち上げた

米暗号資産融資セルシウス、被告創業者が詐欺罪認める。22年破綻

暗号資産(仮想通貨)融資大手で2022年7月に米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請して経営破綻した米セルシウス・ネットワーク(Celsius Network)の創業者で、詐欺罪などに問われた元最高経営責任者(CEO)アレックス・マシンスキー(Alex Mashinsky)被告(59)の公判が12月3日、東部ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁で開かれ、マシンスキー被告は7件の起訴のうち詐欺罪2件について罪を認めた