STRKのステーキングが正式ローンチ
イーサリアム(Ethereum)のレイヤー(L2)スケーリングソリューション「スタークネット(StarkNet)」で、ガバナンストークン「STRK」のステーキングが正式に開始された。スタークネットの開発等を主導するスタークネット財団(Starknet Foundation)が11月26日発表した。これはL2上で直接ステーキングを導入した初の事例とのこと。
「STRK」のステーキングには、バリデータとデリゲータの2つの参加方法が用意されており、誰でも参加可能だ。なお、バリデータになるためには最低20,000STRKをステークし、フルノードの運営が必要とのこと。一方で、デリゲータとして参加する場合は、リストからバリデータを選択し、STRKを保持するだけで貢献が可能となっている。
なお、ステーキングを解除する際には21日間のアンステーキングロックアップ期間が設けられているとのこと。
発表によると、既にバリデータには、ステーキングリワード(Staking Rewards)、ビットワイズ(Bitwise)、ルガーノデス(Luganodes)、バリデーション・クラウド(Validation Cloud)、ボイジャー(Voyager)、ニンボラ(Nimbora)、カルノット(Karnot)、zkレンド(zkLend)、AVNUなどといったプロジェクトが参加表明しているという。
また、デリゲータとして参加する場合は、「スタークネット」基盤のweb3ウォレットであるアージェント(Argent)または、ブラヴォス(Braavos)を使用して直接ステーキングに参加できるとのこと。
ちなみに今回のステーキングは、「スタークネット」を完全に分散化されたPoS(Proof of Stake)ネットワークへと進化させる計画の第1フェーズとされている。
なおステーキングとは、ユーザーが暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークに預け入れることで、その対価として報酬が得られる仕組みだ。
STRK Staking phase 1 is officially live on Mainnet!
— Starknet 🐺🐱 (@Starknet) November 26, 2024
If you want to take part in this initial phase (or in futures phases) and contribute to the decentralization of Starknet, you can now:
💠 Become a Validator: Open to everyone, this requires running a full node and staking a… pic.twitter.com/zxIIW6dQf3
画像:iStock/Lidiia-Moor・metamorworks