クラーケンのNFTマーケットプレイス、25年2月に完全閉鎖へ

クラーケンのNFTマーケットプレイスが完全閉鎖へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)運営のNFTマーケットプレイス「クラーケンNFT(Kraken NFT)」が、2025年2月27日をもって完全閉鎖する。同サービスを利用するユーザーに送られたメールで発表された。

「クラーケンNFT」からNFTを引き出せる期間は、11月27日から2025年2月27日までの3ヶ月間とのこと。またNFTは、同サービスの引き出し専用モードから、セルフカストディ(自己管理)ウォレットへ引き出せるという。なお11月27日からは、クラーケンを通じてNFTのリストや購入、入札、販売ができないとのことだ。

引き出し期限となる2025年2月27日を過ぎると、「クラーケンNFT」は完全に閉鎖され、同サービスのNFT保管機能も利用できなくなるとのこと。

web3メディア「ザ・ブロック(The Block)」によるクラーケンへの取材によれば、同社は、開発中の未発表のイニシアチブを含む新たな製品やサービスにリソースを集中させるため、NFTマーケットプレイスを閉鎖する決定を下したとのことだ。

ちなみに「クラーケンNFT」が正式ローンチしたのは昨年2023年6月。同プラットフォームでは、イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)、ポリゴン(Polygon)といった3つのブロックチェーンのNFTに対応している。

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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