HashHubとやさしいDeFiが日本初のDeFiをテーマにしたハッカソンを開催
株式会社HashHubが、日本初のDeFiをテーマにしたハッカソンを同社運営のコワーキングスペースのHashHubにて開催することを2月28日プレスリリースにて発表。
同ハッカソンは、分散型金融の教育を目的としたコミュニティ「やさしいDeFi」と共催で、4月25~26日の期間にて開催される予定だ。
同ハッカソンでは、DeFiの基礎について学べるプレイベントや、ハッカソン期間中にDeFiのサービスやプロトコルを提供している代表的な海外のプロジェクトによるセミナーなども予定されている。また、DeFiに詳しくブロックチェーン技術にも長けたエンジニアがメンターとして参加するため、DeFiについて詳しくない場合でも参加できるイベントになっているとのことだ。
同ハッカソンへの参加費は無料。賞金総額は20万円となっており、DeFiやブロックチェーンのアプリの開発に興味があれば誰でも参加することができる 応募はこちらのフォームから。
なお同ハッカソンは、グローバルでDeFiを代表するプロジェクトである、Kyber Network、MakerDAO、0xが後援しているとのこと。
・さらにプレスリリースには、DeFi周知の為にHashHubの子会社d10n LabよりDeFiに関するレポートが無料公開になっている
【レポート:2020年のDeFi(分散型金融)の10のトレンド予測】
【レポート:使えるDeFiサービスとクリプト×カード決済サービスのまとめ】
編集部のコメント
DeFiとは、分散型金融(Decentralized Finance)の略称で、証券、保険、デリバティブ、レンディングなど金融分野において、スマートコントラクトなどブロックチェーンの技術が活用された金融システムの事を指します。スマートコントラクト内で保証される内容であれば、インターネットで繋がっている取引相手が信頼できなくても安心して契約を行うことができます。従来の契約では、仲介役として信頼のできる金融機関などが間に入っていなければ実現できなかったような契約内容が、仲介者なしに契約できるようになるのです。
DeFiが広がっていくことで金融包摂な地域など、あたらしいお金の流れが生まれることも期待されています。
今回のハッカソンのような場が増え、DeFiに興味を持つエンジニアが活躍できる場が与えられるのは、良い取り組みだと思います。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)
(images:arthobbit)