ビザとコインベースが提携、リアルタイム資金移動サービス提供開始

VisaとCoinbaseが提携

米決済大手ビザ(VISA)が、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)と提携し、「リアルタイム資金移動サービス」を提供開始したことを10月29日発表した。

同サービスはコインベースとビザダイレクト(Visa Direct)の統合により、コインベースユーザーが対象のビザデビットカードを使用して、直接暗号資産の購入や、リアルタイムで資金の入出金が可能になったとのことだ。

ちなみにビザとコインベースは、ビザデビットカードとして利用できるコインベースカード(Coinbase Card)も米国居住者向けに提供している。

なおビザダイレクトは、ビザが提供するリアルタイム決済ソリューションだ。同ソリューションは、企業や個人が国内外で資金を即時送金できるように設計されており、160以上の通貨や190以上の国と地域に対応している。

ビザは今年1月に、web3決済インフラ提供のトランサック(Transak)と提携し、ビザダイレクトを用いたサービスを提供開始している。このサービスは、45カ国以上で40種類以上の暗号資産をリアルタイムで現地通貨に交換でき、メタマスク(MetaMask)などのweb3ウォレットでも利用可能とのことだ。

参考:Visa
画像:iStock/2Ban

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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