仮想通貨ブローカー企業「Tagomi」がLibra協会へ参画
仮想通貨ブローカ企業「Tagomi(タゴミ)」がLibra協会へ参画することが、Techcrunchの報道によって明らかになった。
Tagomiは、機関投資家、大口トレーダらが仮想通貨市場に簡単にアクセスできるプラットフォームを提供している。
今後Libra協会でTagomiは、仮想通貨のセキュリティ性を高め、国際法に準拠するために、Libraへ技術的な要件定義などのサポートをしていく予定とのことだ。
編集部のコメント
Tagomiは、Libra協会のメンバーでもあるUnion Square Venturesの元投資家であるJennifer Campbell(ジェニファー・キャンベル)氏によって、設立されました。 会社には5つのオフィスに25人の従業員がいます。
Tagomiへ投資していることが明らかになっているのは、PARADIGM、ELECTRIC CAPITAL、FOUNDERS FUND、CRESCENT CRYPOT、PANTERA、Multicoin Capital、MORGAN GREEK CAPITAL MANAGEMENT、GALAXY DIGITAL、Bitwise、PARAFI Capitalとなっています。アメリカのベンチャーキャピタルの中で、クリプトを生業にしているところからは、ほぼ出資をされている現状です。
そして、ここにきてLibra協会へ参加企業が増えてきたのも注目すべきです。2月21日には、Shopifyが参加を表明しました。これまで、Vodafone, Visa, Mastercard, Stripe, PayPal, Mercado Pago, Bookings Holdings, eBayの協会参加取りやめがありましたが、Libraへの風向きは変わっていくのではないか、とあたらしい経済編集部は考えます。
今後、Libraへ参画する企業は、スタートアップ企業の中でも特に、ブロックチェーン、仮想通貨関連、クラウドベースのSaaS企業が増えていくのではないかと、あたらしい経済編集部は考えています。
コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)