サイアム商業銀行、タイ初のステーブルコイン送金サービス提供開始=報道

サイアム商銀がステーブルコイン送金サービス提供開始=報道

タイの大手銀行であるサイアム商業銀行(SCB)が、ステーブルコインを利用した国際送金サービスを同国で初めて提供開始した。このことは日経アジアが10月16日報じた。

これによりSCBの顧客は24時間365日、低コストで迅速に国際送金が可能になったとのこと。またこの国際送金サービスは、SCBによる米フィンテック企業ライトネット(Lightnet)とファイアブロックス(Fireblocks)の協力のもと提供されているという。

なおこのサービスは、タイ銀行のデジタル資産規制サンドボックスを通じて試験的に導入されたとのことだ。

SCBは昨年6月に、タイ銀行(BOT)によるリテール向け中央銀行デジタル通貨(CBDC)のパイロットプロジェクトに参加している。この取り組みでは、SCBがタイ銀行、アユタヤ銀行(Bank of Ayudhya)、シンガポール拠点の決済サービスプロバイダー2C2P社と連携してリテール向けCBDCをテストしていた。

参考:日経アジア
画像:iStocks/digitalmazdoor-digitalmazdoor

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

Sponsored

イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ

イーサリアム(Ethereum)レイヤー2(L2)スケーリングソリューション「リネア(Linea)」が、同ネットワークをサポートするスイス拠点の非営利団体「リネアアソシエーション(Linea Association)」の設立と、2025年第1四半期にガバナンストークンLINEAの発行予定を11月13日発表した