Coinbaseが仮想通貨関連企業として初のVisaメンバーシップへ

Coinbaseが仮想通貨関連企業として初のVisaメンバーシップへ

アメリカの仮想通貨取引所Coibase(コインベース)がVisaメンバーシップを取得したことが明らかになった。なお、仮想通貨関連で初めてのVisaのメンバーシップ企業となる。

Visaメンバーシップを取得したことによって、さらにCoinbaseが提供するサービスのカスタマーエクスペリエンスが向上し、日常生活で仮想通貨を使いやすくなるだろうとのことだ。

今後、Coinbaseは、ユーザーと仮想通貨のやり取りを可能な限りシームレスにするために、より業界を主導していき、Visaとの関係を継続して構築していくとのこと。

編集部のコメント

VisaとCoinbaseの関係は、2019年にイギリスでVisaのデビッドカードであるCoinbase Cardの発売から始まりました。CoinbaseはPaysafeと提携し、Coinbaseアカウントの残高と連動する設計をVisaのデビッドカードに行いました。そして、発売から9か月後、Coinbaseカードは29の市場の顧客が利用できるようになり、数百万の加盟店で10の仮想通貨を使用できるようになりました。その成功があって、VisaはCoinbaseへメンバーシップを付与する決断に至ったのだと、あたらしい経済は考えます。
そして、今後、Coinbaseは決済スタックを自社で管理しながら、Visaネットワークを活用し、仮想通貨のマスアダプションに大きく貢献していくと、あたらしい経済は考えています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:Who_I_am)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」、アプトス・アービトラム・アバランチ・OPメインネット・ポリゴンに展開開始

米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)提供のトークン化ファンド「ブラックロック・米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund:BUIDL)」が、新たに5つのブロックチェーン上に展開開始したことが11月13日発表された

イーロンマスクが2018年にOpenAIのICO提案を却下、裁判資料にて明らかに

電気自動車会社テスラ(Tesla)のCEOで実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が、2018年初頭にAIチャットボットサービス「ChatGPT」を提供する米オープンエーアイ(OpenAI)のCEOであるサム・アルトマン(Sam Altman)氏によるICO(イニシャル・コイン・オファリング)を阻止したと主張している

PhantomのiOS版がアップデートで強制ログアウト、リカバリフレーズのバックアップ促す

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」で、iOS版のアプリのアップデートを行った場合にアプリから強制ログアウトされリカバリフレーズのバックアップを行っていなかったユーザーがウォレットを紛失する問題が発生していることが11月14日に公式Xにて発表された

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

Sponsored