バーレーン国立銀行、GCCで初の「ビットコイン投資ファンド」立ち上げ=報道

NBBがビットコイン投資ファンド立ち上げ

バーレーン国立銀行(National Bank of Bahrain:NBB)が、GCC(湾岸協力会議:Gulf Cooperation Council)加盟国では初となる、ビットコイン(Bitcoin)の現物価格に連動した投資ファンドをローンチしたことを地元メディアが10月7日報じた。

なおGCCとは中東・アラビア湾沿岸地域における地域協力機構。加盟国はバーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の産油6ヵ国だ。

報道によるとNBBのビットコイン投資ファンドは、デジタル資産会社のARPデジタル(ARP Digital)との提携により開発されたという。

同ファンドは、認定投資家向けにビットコインへのエクスポージャーを提供するとのこと。利益は事前に定義されたしきい値に制限され、下落時には100%の損失保護が提供されるという。これについては、デジタル通貨が従来から持つボラティリティに対して強力なヘッジになると説明されている。

なおUAEでは10月2日、暗号資産(仮想通貨)の取引に関する付加価値税(VAT)の支払いを免除すると発表されている。免税対象に指定された項目は「投資ファンドの運用」、「バーチャルアセット(暗号資産含む)の所有権移転(送金)」、「暗号資産同士の交換」だ。

この変更は2024年11月15日に発効し、2018年1月1日からの取引に遡及して適用されるとのことだ。

参考:地元メディア
画像:iStock/LongQuattro・seungyeon-kim

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored