スイ(SUI)、トークンブリッジ機能「Sui Bridge」のメインネット稼働開始

スイブリッジがメインネット稼働開始

レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」が、トークンブリッジ機能「スイブリッジ(Sui Bridge)」のメインネット稼働開始を9月30日発表した。「スイブリッジ」のテストネットは今年6月より稼働していた。

これにより「スイ」と「イーサリアム(Ethereum)」間でETH、WETH、wBTC、USDC、USDTの転送が可能になったとのこと。今後はさらに多くの暗号資産をサポートしていく予定だという。

なお「スイブリッジ」における取引は、「スイ」を支えるネットワークバリデーターによって保護されているとのこと。また「スイブリッジ」では、「スイ」の独自機能を活用して高速なトランザクション(取引)速度や、低いトランザクションコスト、分散型アーキテクチャが提供されるという。

ちなみに「スイブリッジ」は昨年5月より、クロスチェーンプロトコルのワームホール(Wormhole)が提供するトークンブリッジプロトコル「ワームホールポータルブリッジ(Wormhole Portal Bridge)」と、開発者が独自のアプリケーションにワームホールを介したブリッジを搭載できるサービス「ワームホールコネクト(Wormhole Connect)」に対応している。

これによりワームホール経由でETH(WETH)を「スイブリッジ」にブリッジすることは可能だが、「スイブリッジ」経由で「スイ」に転送されたETH(ETH)とはトークンの形式が異なるため、「スイ」はユーザーがこれらの資産を簡単に識別・管理できるように対応していくとのこと。

そして「スイ」は流動性を最適化するため、来週以降はWETH-USDCプールにある資金をETH-USDCプールに移し始める予定とのことだ。

参考:スイスイブリッジ
画像:iStocks/metamorworks

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

OKJがパレットトークン(PLT)のアプトス(APT)引き換え全面サポート、ビットフライヤーは取扱い継続不可のリスク報告

アプトスラボ(Aptos Labs)のハッシュパレット(HashPalette)買収による「パレットトークン(PLT)」の「アプトス(APT)」への引き換え発表を受け、国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJ(オーケージェー)が「全面的なサポート」をすると10月3日発表した

【10/2話題】ビットワイズが「XRP現物ETF」の登録申請、バイナンスジャパンにトンコイン(TON)上場へなど(音声ニュース)

ビットワイズが「XRP現物ETF」の登録申請、SECへの申請準備か、バイナンスジャパンにトンコイン(TON)上場へ、国内4例目、米サークル「USDC」がAPACでアクセス拡大へ、ホールセール向けにMHC Digitalと提携で、プレイシンク率いるロイヤリティプログラム「NewLo」、アニモカJPと提携、ロビンフッド、欧州で暗号資産の送金可能に、バイナンス、アルゼンチンでサービス提供可能に、米リップル、ドバイで決済ライセンスの原則承認を取得、アイゲンレイヤー(EIGEN)、バイナンスに上場。ロック解除で取引やステーキングも可能に