メタプラネットが10億円分のビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを10月1日発表した。なお同社が前回追加購入を発表したのは9月10日。購入開始した4月からこれまで、同社は毎月ビットコインを購入している。
今回メタプラネットが追加購入したのは総額10億円相当のビットコイン。購入枚数は107.913BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は9,266,724円とのこと。
これにより同社のビットコイン総保有数は、506.745BTCとなった。なおこの総数の購入価格は47.5億円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,373,557円。前回は9,402,463円だった。
なお記事執筆時点でビットコインの価格は、9,190,885.57円となっている(10/1 14:40 コインマーケットキャップ調べ)。
メタプラネットは8月6日、株主割当による新株予約権の無償発行にて最大100億超の資金調達を行い、そのうち85億円をビットコインの購入に割り当てる予定だと発表している。
また同社は9月2日に、国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードとの提携を発表。これによりSBI VCトレードは、同社法人向けサービス「SBIVC for Prime」にて、メタプラネットのビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始するとした。
その他メタプラネットは7月26日、2012年創刊のビットコインの専門メディアBitcoin Magazine(ビットコインマガジン)と覚書(MOU)を締結し、同メディアの日本版となる「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権を取得。続けて同月31日には、ビットコインの導入と統合をグローバルに促進することを目的としたイニシアチブBitcoin for Corporations(ビットコイン・フォー・コーポレーションズ)」への創設メンバーとしての参画を発表している。
なお同イニシアチブを立ち上げたのは、上場企業で最もビットコインを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)とビットコインマガジンである。
参考:メタプラネット
画像:iStock/atdigit