DEX「dYdX」、暗号資産ウォレット「Phantom」対応

dYdXがPhantomに対応

DEX(分散型取引所)「dYdX」がソラナ(Solana)ブロックチェーン対応の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」と統合したことが、9月26日発表された。

これによりソラナユーザーは「dYdX」での取引がより簡単に行えるようになった。「dYdX」に「ファントム」を接続することで、「dYdX」チェーン上に作成したウォレットに「ファントム」からの資産入金が可能となり、入金した資産にて取引を行う形となる。

「dYdX」を支援する「dYdX財団(dYdX Foundation)」のCEOチャールズ・ダハウシー(Charles d’Haussy)氏は、ファントムとの連携について、「ソラナ上のレイディウム(Raydium)と統合した後、ソラナの主要ウォレットであるファントムと協力することは自然的に次のステップだった」と自身のXにてコメントしている。

ちなみに「dYdX」は今年の秋に、大型アップグレード「dYdXアンリミテッド(dYdX Unlimited)」の実装を控えている。

「dYdX Unlimited」では、「パーミッションレスな市場上場により、ガバナンス承認なしで市場の立ち上げが可能」、「メガヴォルトという流動性プールを導入し、USDCを預けることで収益を得られる」、「アフィリエイトプログラムが開始され、1万ドル以上の取引で参加可能」、「パーミッションキー機能で、特定のアドレスへのアクセスを制限し、セキュリティを強化」といった主に4つの変更があるとのことだ。

画像:iStock/liulolo

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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