ガイアックスがLibraで決済するマーケットプレイスアプリのプロトタイプ「FLIBRA」を開発
株式会社ガイアックスが、Facebookが開発を進める独自の仮想通貨「Libra」を決済手段とした、マーケットプレイスアプリケーションのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」を開発したことを2月6日プレスリリースにて発表。
また同アプリは、オープンソースソフトウェアとして公開し、デモサイトをオープンしたとのこと。
「FLIBRA」は、不用品の出品、購入申し込みから、Libraを使ったエスクロー決済(取引中の間は金銭は預けられ、取引が完了するまで金銭の移動を確定しない安全な決済方法)、そしてレビューの機能を実装し、マーケットプレイスのアプリケーションとしての、最小構成を実現したとのこと。
Libraの実用性が高まれば、スマートコントラクトを活用したアプリケーションの実用化へと前進し、その結果としてシェアリングエコノミーの発展にも繋がると同社は考えている。
編集部のコメント
Libraはメインネットでまだ稼働はしていませんが、日本でのメインネット稼働後を想定した動きをする会社も、このように出てきました。同社が「ブロックチェーンや仮想通貨を使ったアプリケーションの開発者向けに知見共有や技術貢献もおこないます」とリリースでコメントをしているように、オープンソースで公開がされているので、これからLibraに関して事業を考えている事業者は同サービスは参考になるのではないかと考えます。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)