NTTデジタルと韓国Xangle、最先端デジタル技術の社会実装に向け基本合意

NTTデジタルと韓国Xangleが協業

NTTドコモのweb3を推進する子会社NTT Digital(NTTデジタル)と韓国最大のマーケット情報プラットフォーム運営のCrossAngle(Xangle)が、両社のビジネスアセットを活かし共同で最先端のデジタル技術の社会実装に取り組むことについて、基本合意書を締結した。NTTデジタルが9月2日発表した。

これにより両社は、日韓のネットワーク、マーケットの知見やインフラ技術などを活用した幅広いサポートを通じて、法人向けグローバルビジネスの拡大とユースケースの創出に取り組むとのこと。

パートナー企業の事業展開の支援のためNTTデジタルは、デジタルウォレットをはじめとしたデジタル化に必要な機能を、APIおよびSDKとして提供するサービス「scramberry WALLET SUITE」や、ブロックチェーンへの情報の読み書きを行う「Node Provider/Indexerサービス」などのインフラ技術をパートナー企業へ提供するという。

またXangleは、財務やマーケティングに関わるオンチェーンデータの分析が可能なERP(企業資源計画)サービスを提供し、コスト効率の高いデータドリブンな戦略策定をサポートするとのことだ。

両社は今回の取り組みの第一歩として、エンターテイメント業界やファンコミュニティサービスにおける事例創出を行っていくという。また取り組みの第一歩として、エンターテイメント業界やファンコミュニティサービスにおける事例創出に取り組んでいくとのこと。また、両社のソリューションの組み合わせによる、よりシームレスなソリューションの提供に向けた検討も開始するとのことだ。

なおNTTデジタルは5月22日、ブロックチェーンを活用した円滑な企業連携手法の検討・実施をめざすプロジェクト「web3 Jam(ウェブスリージャム)」を立ち上げている。同プロジェクトでは複数の賛同企業とともに、各社会テーマにおける共創の方法を検討しているという。

「web3 Jam」にはNTTドコモの他、味の素、アサヒ飲料、コナミデジタルエンタテインメント、九州旅客鉄道、三菱地所、サンリオ、東京ドーム、ヤマハ発動機など大手企業14社が同プロジェクト発足時より参画している。

参考:NTTデジタル
画像:iStocks/pgraphis

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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