ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーが第2四半期にビットコイン現物ETF取得
米金融大手のゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)とモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)が、第2四半期に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン現物の上場投資信託(ETF)を計6億ドル(約895億円)以上購入した。規制当局への提出書類で8月14日に明らかになった。
ゴールドマンは、ブラックロック(BlackRock)の「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」などを約4億1,800万ドル(約623億円)取得。
モルガンSも同ETFを6月30日時点で1億8,800万ドル(約280億円)相当保有していると公表したほか、「アーク21シェアーズ・ビットコインETF(ARK 21Shares Bitcoin ETF:ARKB)」と「グレースケール・ビットコイン・トラスト(Grayscale Bitcoin Trust:GBTC)」もそれより小規模保有していると明らかにした。
ビットコインETFに投資する機関投資家が増えている可能性を示しているが、ETFの発行者やアナリストはこれまでのところ、ビットコインETFは個人投資家が大半を占めていると述べている。
ビットコイン現物ETFのポジションを顧客のために取得したのか自己勘定で取得したのかについて、ゴールドマンとモルガンSからはコメントを得られていない。
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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
米ゴールドマンなど、第2四半期にビットコイン現物ETFを取得
(Reporting by Suzanne McGee)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:Reuters