ヴィタリック、柴犬「ねいろ」モチーフの暗号資産を1,480万円相当ETHで売却

ヴィタリックが171億NEIRO売却

イーサリアム(Ethereum)の共同創業者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、柴犬「ねいろ」をモチーフにした暗号資産(仮想通貨)NEIROを1,480万円相当(171億NEIRO)を8月4日に売却した。

「ねいろ」は、暗号資産ドージコイン(DOGE)のロゴのモチーフとなった柴犬として知られる「かぼす」の飼い主「かぼすママ」が新たに引き取った保護犬である。「かぼすママ」が7月28日に自身のXで「ねいろ」を公開している。

今回ブテリン氏が売却したNEIROはイーサリアム上で発行されたネイロイーサリアム(Neiro Ethereum:NEIRO)とされている。

このNEIROを発行するネイロイーサリアムは、ブテリン氏を同プロジェクトの最大の保有者にする為に、171億NEIRO(全体の4%)をブテリン氏のアドレスに送金している。しかしブテリン氏は今回、171億NEIROを44.4ETH(1,480万円相当)と引き換えに売却した。

かぼすママによる「ねいろ」の公開に伴い、ネイロイーサリアムだけでなくネイロオンソル(NEIRO on SOL)やネイロソラナドージ(Neiro Solana Doge)などの複数のNEIROトークンがソラナ(Solana)及びイーサリアム(Ethereum)上で発行されている。

かぼすママは「ねいろ」関連の暗号資産が増えたことを受け、「カボスとネイロに関連する多くのトークンがありますが、私が承認している暗号資産プロジェクトはオウンザドッグ(Own The Doge)の$dogだけです。彼らは元のドージの写真と知的財産を所有しており(私が譲渡しました)、日々の善行、慈善活動、そしてドージ文化に専念しています」とXにて説明している。

ちなみに「かぼす」は、暗号資産ドージコイン(DOGE)のロゴで知られるメスの柴犬。飼い主が2010年にブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」に投稿した画像をきっかけに人気が爆発し、定番のネットミーム「ドージ(Doge)」となった。なお「かぼす」は今年5月24日に亡くなっている。

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参考:ヴィタリック・ブテリン
images:iStocks/Who_I_am

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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