【締切間近】イーサリアムのヴィタリック、暗号通貨の父 David Chaumら登壇のINTMAX「PlasmaCon」7/31開催

INTMAX「PlasmaCon」7/31開催、申込締切は[7/28 17時]

イーサリアムのL2プロジェクトであるINTMAX(イントマックス)が、7月31日11:00-17:00に東京で「PlasmaCon」を開催する。現在開催中の「EDCON Tokyo 2024」のサイドイベントの一つだ。

「PlasmaCon」は名称の通り、イーサリアムのスケーリングソリューションの一つとして2017年に概念化されていた技術「Plasma(プラズマ)」を主テーマとした、ビルダーにフォーカスしたイベントだ。

当日はイーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏も登壇する。前述の「Plasma」は概念化後に色々な課題から現在主流のスケーリング手法であるロールアップにその座を譲っているが、昨年ヴィタリックがブログで「Plasma」の復活について触れたことで、再び注目が集まっている。

イベント当日は、ヴィタリックをはじめ、世界中から15人以上の専門家が集結し、Plasmaの復活を始めプライバシーやデータの可用性問題、Blobs、recursiveZKP、Plasma上でのdAppsなど、多様な議題について各々の知識や洞察が共有される。

主な登壇者やキーテーマは下記の通りだ。

■主な登壇者
・イーサリアム共同創設者 Vitalik Buterin氏
・暗号学者のDavid Chaum氏
・イーサリアム財団研究者 Justin Drake氏
・イーサリアム財団およびPSEの研究者 Barry Whitehat氏
・Public Worksの創設者兼、Gitcoinの共同創設者 Scott Moore氏
・Mask Networkの創設者 Suji Yan氏
・Litaの共同創設者 Ventali T.氏
・Plasma研究者兼、INTMAXの共同創設者 Leona Hioki氏

■キーテーマ
・イーサリアムのスケーラビリティソリューション:イーサリアムのスケーラビリティを向上させ、素早く、効率化された新しい技術やプロトコルについて。
・プライバシー強化:このデジタルの時代における重要な懸念である、イーサリアムネットワーク上でのユーザープライバシーを確保する技術の、最新・の進展について。
・アプリケーションのユースケース:ブロックチェーン技術のさまざまな活用事例について。

なお「PlasmaCon」の開催にあたりINTMAXの共同創設者である日置玲於奈は、次のようにコメントしている。

「Plasmaは死んでいないことを皆さんに知らせる時が来ました—2018年の時よりも、さらに強力になっています!PlasmaConによって、テクノロジー業界全体を変革させた、素晴らしい思想家やパイオニア達が一同に会しました。今こそ、Plasma、ステートレスネス、そしてプライバシーを再考する時です。東京で7月31日にお会いしましょう!」

会場や申し込み方法について

会場は国際連合大学(〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5丁目53−70)で、参加人数は400人限定だ。参加費は10ドルだ。また申し込みの締め切りに関しては7月28日(日)17:00を予定しており、ご興味のある方はお早めに以下イベントページからお申し込みを検討いただきたい。

「PlasmaCon」申し込みページ
「PlasmaCon」公式サイト

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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