デジタルアセットマーケッツが韓国CREDERと提携
デジタルアセットマーケッツが、韓国CREDER(クレダー)との提携を7月23日発表した。
これによりデジタルアセットマーケッツが発行支援するジパングコイン(ZPG)等のRWA(現実資産)トークンのグローバル展開を推進するとのこと。
またクレダーについては、ジパングコインなどのRWAトークンの取扱ラインナップを増やせるとのことだ。
国内暗号資産交換業者であるデジタルアセットマーケッツは、三井物産デジタルコモディティーズが発行するジパングコインを中心としたRWAトークンの発行支援および、デジタルアセットマーケッツや同社パートナーが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所を通じた流通事業を行っている企業だ。
またクレダーは、金現物を原資産としたRWAトークン化事業を行うDX/Web3企業。韓国で金をはじめとする様々な現物資産を基盤とするRWAトークン化プロジェクトと取引サービスを開発・提供しているという。
なおクレダーは、釜山デジタル資産取引所(BDX)の設立・運営を行う釜山BDXコンソーシアム企業の1社で韓国ITサービス大手であるITCEN(アイティーセン)と、ブロックチェーン開発企業BPMGとのジョイントベンチャーとして2022年に設立されている。
そしてITCENは、昨年12月からはバルンソン、ハナ銀行、ハナ証券など11社と共に構成される釜山BDXコンソーシアム企業の代表を務めているという。釜山BDXコンソーシアムは2月に釜山市と「釜山デジタル資産取引所設立および運営事業」業務協約を締結しており、釜山デジタル資産取引所は5月に発足し、運営開始に向けて準備をすすめているとのことだ。
ジパングコインとは
ジパングコイン(ZPG)は、インフレヘッジ機能などの金(ゴールド)の特性を備えつつ、デジタル化による利便性と小口化を実現したデジタルゴールドといえる暗号資産。実物資産(金/ゴールド)の裏付けによって価格の安定が図られている。
なおデジタルアセットマーケッツではZPGの他、ジパングコインシルバー(ZPGAG)およびジパングコインプラチナ(ZPGPT)も取り扱っている。
ジパングコインシルバー(ZPGAG)は、工業用など、実用的な使われ方をする銀を裏付け(資産)とし、デジタル化による小口化を実現した暗号資産。国内初の銀(シルバー)価格への連動を目指している。
そしてジパングコインプラチナ(ZPGPT)は、宝飾品や貴金属としての価値に加えて工業用需要もあるプラチナを裏付け(資産)とし、デジタル化による小口化を実現した暗号資産。国内初のプラチナ(白金)価格への連動を目指している。
ちなみに国内暗号資産交換業者においてZPGはデジタルアセットマーケッツの他、ビットフライヤー、DMM Bitcoin、SBI VCトレード、コイントレード(マーキュリー)が取り扱っている。その中でZPG、ZPGAG、ZPGPTの3銘柄を取り扱うのは、デジタルアセットマーケッツとコイントレードである。
当社が発行・流通支援するジパングコイン等のRWAトークンのグローバル展開に関する基本合意書を韓国のテック企業CREDERと締結しました。
— Digital Asset Markets,Inc.| 株式会社デジタルアセットマーケッツ公式 (@DAMS_jp) July 23, 2024
CREDERの親会社ITCEN (KOSDAQ:124500)は釜山デジタル資産取引所(BDX)の設立・運営を行う釜山BDXコンソーシアム企業の一社です。https://t.co/HxkRipG13D
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参考:デジタルアセットマーケッツ
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