APEテーマのホテルがバンコクで建設予定か
「エイプコインDAO(ApeCoin DAO)」で、タイのバンコク中心部の一等地にAPEをテーマにしたホテルを建設する提案が7月19日に提出された。この提案は「エイプコインホテルAIP-448(ApeCoin Hotel AIP-448)」とされている。
「エイプコインDAO」は、暗号資産(仮想通貨)エイプコイン(APE)のエコシステム管理およびガバナンスを行うDAO(自律分散型組織)だ。なおAPEは、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を提供しているユガラボ(Yuga Labs)が発行するトークンである。
「エイプコインホテルAIP-448」によるとこのホテル建設の目的は、「BAYC」のIP露出やエイプコインの実用性向上、「エイプコインDAO」の利益を生み出すことだという。
「エイプコインDAO」は利益を生み出す為に、エイプコインホテルで用意されるテーマ別の部屋から収益50%を1年間受け取るとのこと。そして取得した収益は、3ヶ月(四半期)に一度、「エイプコインDAO」の財務(トレジャリー)に返還されるという。
なおテーマ別の部屋として「BAYC」、APE独自チェーン「エイプチェーン(ApeChain)」、APEとユガラボが展開するメタバース「アザーサイド(Otherside)」、アニモカブランズのメンバーシップNFTコレクション「モカバース(Mocaverse)」、以上にインスパイアされた部屋が複数用意されるとのこと。
また「エイプコインホテル」では、APEテーマのプールや屋上バー、「BAYC」のアパレル及び3Dフィギュア、イベントスペースなども設置予定となっている。
なお「エイプコインホテル」の建設にあたり構成されるチームには、IP関連のプロダクトやビジネスコラボレーションなどの設計経験を持つコミュニティメンバーや、Web3業界の起業家が参加するとのことだ。
ちなみに「ApeCoin Hotel AIP-448」の現在の投票状況は、賛成が88.83%で反対が11.17%となっている(2024年7月22日14時56分 snapshot調べ)。なお投票は今月19日に開始されており、8月1日まで実施される予定だ。
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参考:ApeCoin DAO・snapshot
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