Brilliantcryptoのデジタル宝石ユーザー間取引数が1万件に
日本発のブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)」において、プレイヤーの採掘によって誕生したデジタル宝石のユーザー間取引件数が10,000件を突破した。また2.31ctのダイヤモンド「Unyielding Conqueror」が最高額の約56万円で取引が成立したとのことだ。
このことは、同ゲーム開発のBrilliantcrypto(ブリリアンクリプト)社が7月12日に発表している。
なおブリリアンクリプト社は、大手ゲーム企業コロプラの100%子会社で、ブロックチェーン技術を活用したGameFi(ゲーム×金融)事業を行う企業。
また「Brilliantcrypto」は、プレーヤーがゲーム内の鉱山をつるはしで掘ることで宝石や暗号資産(仮想通貨)を獲得できるゲーム。同ゲームにおいてつるはしや宝石はNFTとなっており、プレイヤーは「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」を使うことでゲーム内で使う「つるはしNFT」の購入や強化、耐久力の回復などができる。
同ゲーム内で使用できる「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」は、国内6例目のIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)銘柄として、コインチェック運営のIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」にて販売が行われた暗号資産だ。
なお申し込み総額が受付開始から13分で調達目標金額となる15億1200万円を突破。同社によると「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」のIEOは、これまでに国内で実施された事例の中で過去最大金額の調達になったとのことだ。
IEOとは、企業等のブロックチェーンプロジェクト発行のトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのこと。
ちなみにブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、Polygon(ポリゴン)ブロックチェーン上で発行されるトークンとのことだ。
また同ゲームにてミント(鋳造/発行)されるNFT宝石への投資に特化したデジタル宝石ファンド「Digital Gemstone Fund 1」が6月に設立されている。同ファンドは運用期間3年で、有限責任組合員(LP)には、日本を代表するマルチファミリーオフィスPrivateBANK(プライベートバンク)およびコロプラが参画している。
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参考:Brilliantcrypto
image:iStocks/Butsaya