クリプトゲームス、「TON」上のファーミングゲーム「TonFarm」 β版リリース

「TON」上でファーミングゲーム「TonFarm」 β版がリリース

国内ブロックチェーンゲーム開発企業のCryptoGames(クリプトゲームス)が、パブリックブロックチェーン「The Open Network(オープンネットワーク:TON)」を使ったテレグラムミニアプリ(Telegram Mini App)「TonFarm(トンファーム)」ベータ版のリリースを7月10日発表した。

「TonFarm」は、農作物を育てるファーミングゲームとのこと。ユーザーは畑に作物を植え、一定の時間をかけて作物を育成し、作物を収穫するとダイヤが獲得できるとのこと。

今回リリースされたベータ版は、無料でプレイが可能とのことだ。

なおクリプトゲームスでは、Astar Network(アスターネットワーク)上のブロックチェーンゲーム「Astar Farm(アスターファーム)」を開発・提供している。同ゲームでは、ユーザーが「アスターファーム」にアスターのネイティブトークンである「ASTR」を預けて(ステーキングして)、ゲーム上の畑に種を撒き、野菜を育て、収穫した作物を販売することで「ASTR」が獲得できるゲーム内容だ。

なお今回の発表で「TonFarm」は、「TON」のネイティブトークンであるトンコイン(TON)を利用する要素は公開されていない。「あたらしい経済」編集部がクリプトゲームスへ取材したところ、「TonFarm」は「Astar Farm」と異なり、「課金ゲーム」になるとのことだ。

また今回の発表でクリプトゲームスは、「TON」の日本コミュニティであるTON Japan(トンジャパン)へ参画したことも伝えている。TON Japanは、昨今のTONブロックチェーンでのユーザー数の増加、TVLの増加を踏まえ、TONブロックチェーンを使ったプロジェクトの立ち上げの支援と成長を目的にしたコミュニティである。

※2024.7.10 22:00  取材内容を追記しました。

関連ニュース

image:iStocks/Galeanu-Mihai

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【9/6話題】テレグラムCEOが逮捕後初の声明、トランプが米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言など(音声ニュース)

テレグラムCEO、逮捕後初の声明発表。同社使命に同意できない国からは撤退の意志も、トランプ、米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言。イーロンマスクと共に米政府財務監査行う姿勢も、スイ(SUI)、機関投資家向け米ドルステーブルコイン「AUSD」利用可能に、モジュラーブロックチェーン「Elixir」、最終テストネット公開、EigenLayer、メジャーアップデート「アイゲンポッドアップグレード」導入、FlowがEVM対応開始、メタマスクでも利用可能に、TONブロックチェーン、総トランザクション数が10億件を突破、半数は3か月、Penpieで27Mドルの不正流出、Pendleは105Mドルの保護に成功

Sponsored

暗号資産決済Mercuryoがマルチチェーンデビットカード提供開始、マスターカードと提携で

暗号資産(仮想通貨)決済プラットフォーム「マーキュリョ(Mercuryo)」が決済大手の米マスターカード(Mastercard)と提携し、ノンカストディアル型のウォレットから暗号資産を直接使えるマルチチェーンデビットカード「スペンド(Spend)」の提供開始を9月5日発表した