double jump. tokyo、仏大手ゲーム会社Ubisoftが提携

ダブルジャンプとユービーアイソフトが提携

NFT事業⽀援やブロックチェーンゲーム開発を行うdouble jump.tokyo:DJT(ダブルジャンプトウキョウ)が、仏大手ゲーム開発企業ユービーアイソフト(Ubisoft)との戦略的提携を7月4日発表した。

この提携によりダブルジャンプトウキョウは、ユービーアイソフトに対しweb3対応に関わる技術サポートを行うという。また、主要マーケティングパートナーとして連携し、グローバルでのweb3ゲーム普及を促進するという。

また、ユービーアイソフトで開発中の新作ブロックチェーンゲーム「グリモリア・クロニクルズ(Champions Tactics™)」にオアシスのL2ブロックチェーン「ホームバース(HOME Verse)」を採用するとのことだ。

「ホームバース」は「バースレイヤー」上でスケーリング技術の「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollup)」を利用して構築されたダブルジャンプトウキョウが提供するブロックチェーンだ。

「グリモリア・クロニクルズ(Champions Tactics™)」は、PC向けのPvP型戦術RPGだ。

同作品では、9,999種類のデジタルコレクティブルからなるPFPコレクション「ウォーロード(Warlords)」が配布された。「ウォーロード」は、アーマー、武器、ヘッドギアなど、170以上の特徴を持つ、唯一無二のアイテムだという。また「ウォーロード」は、2024年7月18日からミント開始予定の第2弾となる「ザ・チャンピオンズ(The Champions)」コレクション獲得のためのアーリーアクセス権も兼ねているのとのことだ。

「ザ・チャンピオンズ」コレクションでは、アローリストの「ダークリスト」所有者は、最大3体のチャンピオンズを無料でミントできるとのこと。3人のチーム編成で行われるバトルにおいて、戦略的にチャンピオンを使い分けて遊ぶことができる。

また今回、オアシスのL2「ホームバース」を採用したことで、「グリモリア・クロニクルズ」のNFTは同チェーンのネットワークを使用して発行される。

ダブルジャンプトウキョウは、ユービーアイソフトとの提携における最初の取り組みとして、日本のIPやゲームとのコラボレーションを通じ、「グリモリア・クロニクルズ」のアジアでの存在感を高めていくと説明している。

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参考:発表
images:iStock/StudioM1

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髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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