ビットフライヤー、FTX Japanを数十億円で買収か=報道

ビットフライヤーがFTX Japan買収か

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフライヤー(bitFlyer)が、FTX Japan株式会社を買収すると6月20日NHKおよび日経新聞が報じた。

FTX Japan株式会社は、2022年11月に経営破綻したFTX Trading社の日本法人としてサービス提供していた企業。現在は同社はサービスを停止しており、売却先を探していた。

NHKの報道によるとビットフライヤーは、FTX Japan株式会社の全ての株式を買い取り、事業を引き継ぐ見通しであるという。

またその買収額は数十億になることが報じられている。

さらに日経新聞の報道によると、ビットフライヤーは買収後にFTX Japanの中核事業を機関投資家向けのカストディ事業に切り替えるとのことだ。

なお「あたらしい経済」編集部がビットフライヤー社長室へ取材し、事実確認をしたところ「ノーコメント」との回答を得た。

※以下2024.6.20 23:50追記

ビットフライヤーを運営するビットフライヤーホールディングス(bitFlyer Holdings)は、FTX Japan株式会社の株式100%を取得する株式譲渡契約を2024年6月19日付でFTX Japan Holdingsと締結したと上記報道後に正式発表しました。

続報は以下の記事をご覧ください。

ビットフライヤーがFTX Japanの買収合意を正式発表、暗号資産のカストディと現物ETF提供を目指す

関連ニュース

参考:NHK日経

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/9話題】Progmatが農中信託銀行・あおぞら銀行・ケネディクスから資金調達、リップルがHidden Roadを買収へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米国初のXRP連動レバレッジ型ETF「XXRP」、TeucriumがNYSEアーカで提供開始

テウクリウム(Teucrium)による暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)に連動したレバレッジ型ETF(上場投資信託)「XXRP(Teucrium 2x Long Daily XRP ETF)」が、米シカゴの証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」で4月7日より提供開始された。テウクリウムが同日に発表した。XRP連動のレバレッジ型ETFの上場は米国で初となる

トランプ一族のDeFiプロジェクト、USD連動ステーブルコインのテストエアドロップ提案

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とその家族が関与する暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)が、独自トークンである「WLFI」の保有者に対し実施する、米ドル連動型ステーブルコイン「World Liberty Financial USD(USD1)」のテスト・エアドロップを4月8日に提案した