バイナンスにLayerZero(ZRO)上場へ

バイナンスにZRO上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産レイヤーゼロ:LayerZero(ZRO)の取り扱い予定を6月20日発表した。

発表によるとZROの取り扱いは、現物取引にて取引ペアZRO/BTC、ZRO/USDT、ZRO/FDUSD、ZRO/TRYにて行われる。

取り扱い開始日時は6月20日12:00(UTC)。入金は既に開始されており、出金は21日12:00(UTC)から開始される。

なおバイナンスで取り扱うZROは、イーサリアム(Ethereum)、BNBチェーン(BNB Chain)、オプティミズム(Optimism)、アービトラム(Arbitrum)、ベース(Base)、ポリゴン(バイナンスにはMaticと記載)、アバランチ(Avalanche)のチェーン上のトークンになるとのことだ。

またZROは、バイナンスでシードタグ銘柄として取り扱われる。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。

シードタグ適用のトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに出題されるクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。

レイヤーゼロは「オムニチェーン相互運用プロトコル(Omnichain’ Protocol)」により相互運用性を可能にし、無数のブロックチェーン間でシームレスなクロスチェーンメッセージングを促進するインフラを提供している。レイヤーゼロを利用することで開発者は、クロスチェーンのやり取りを行う仲介者を必要とせずに、複数のブロックチェーンにまたがるプロジェクトを構築できる。

なおレイヤーゼロでは、ZROのエアドロップを世界協定時で20日11:00(日本時間で同日20:00)に実施する予定。今回のバイナンスへの上場はこのエアドロップのタイミングで行われる。

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参考:バイナンス
images:iStocks/Ninja-Studio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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