ビットコインステーキング「Babylon」、テストネットの次段階を開始へ

Babylonが「Testnet-4 Cap3」の開始を発表

バビロン(Babylon)で実施されるテストの次段階となる「Testnet-4 Cap3」開始予定が、同プロトコル公式Xより6月18日発表された。なおこのテストは日本時間で6月19日の18:00(UTC:6月19日9:00)に開始される。

「バビロン」は、ビットコインをPoSブロックチェーンにステーキング資産として導入する方法を提供するビットコインステーキングプロトコル。スタンフォード大学のデビッド・ツェー(David Tse)教授とフィッシャー・ユー(Fisher Yu)博士によって2022年に設立された。

「バビロン」によると今回実施される予定のテストでは、コミュニティからのフィードバックに基づいてステーキングを行う際に使用するステーキングweb Appに手数料の調整機能を導入したとのこと。これにより自身のステーキングのトランザクションのブロックへの含まれやすさを調整できるとのことだ。

この新しいテストでは、開始時刻である6月19日の18:00頃に到達する「Signet BTC」のブロック高「200,666」から120時間(5日)後である6月24日の18:00頃に到達するブロック高「201,385」までステーキングを受け付けるとのことだ。

なおこれまでに「バビロン」にステーキングを行った参加者は、この期間中にステーキングを解除し資金を引き出すことも可能。また最大15ヶ月のステーキング期間が満了するまで預けておくことも可能とのことだ。

「バビロン」は5月30日、7,000万ドル(約109.7億円)の資金調達ラウンドの完了を発表した。このラウンドはパラダイム(Paradigm)主導のもと、ブリッシュキャピタル(Bullish Capital)、ポリチェーンキャピタル(Polychain Capital)、ハッシュキーキャピタル(Hashkey Capital)、マントル(Mantle)、ギャラクシー(Galaxy)、ハックVC(Hack VC)、ビアBTCキャピタル(ViaBTC Capital)、アンバー(Amber)、HTXベンチャーズ(HTX Ventures)なども出資参加したとのことだ。

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images:iStocks/mouu007

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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