イーサリアムを証券とみなさず
米証券取引委員会(SEC)がイーサリアム(ETH)の調査を終わらせ、「イーサリアムを証券と見なさない」と決めたようだ。これについてSECから報告を受けたと、米コンセンシス(Consensys)が同社の公式Xより6月19日に発表した。
コンセンシスはXにて「本日、私たちはイーサリアム開発者、テクノロジープロバイダー、そして業界参加者にとって大きな勝利を発表できることを嬉しく思う」とし、SECの執行部がイーサリアム2.0に関する調査を終了するとコンセンシスに通知したことを報告。「これは、SECがETHの販売が証券取引であるとして告発しないことを意味する」とポストしている。
コンセンシスは4月、イーサリアムの規制に関してSECを提訴していた。
コンセンシスの告訴状では、米国の市場監視当局が「コンセンシスや、おそらくその他企業に対する臨時の執行措置を通じてイーサ(ETH)を不法に規制しようとしている」と主張されていた。
ETHEREUM SURVIVES THE SEC.
— Consensys (@Consensys) June 19, 2024
Today we’re happy to announce a major win for Ethereum developers, technology providers, and industry participants: the Enforcement Division of the SEC has notified us that it is closing its investigation into Ethereum 2.0.
This means that the SEC…
関連ニュース
- 米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴
- 米SEC、リップルCEOと会長への提訴取り下げる
- 米SEC委員長、イーサリアム現物ETFの上場承認は「今夏中」と発言
- 米国承認のイーサリアム現物ETF、いつから取引? 「S-1」や「19b-4」フォームとは?
- 米SEC、未登録取引所運営及び資産管理混同でクラーケンを提訴、同社は反論も
images:Reuters