インターネットコンピューターの支援団体「ICP Japan」発足、ローンチイベント6/29開催へ

ICP Japanが発足

「インターネットコンピューター(ICP:Internet Computer Protocol)」の支援団体「ICP HUBS NETWORK」の日本拠点として、「ICP Japan」が発足した。

「ICP」は、ブロックチェーン技術を活用した分散型クラウドサービスだ。イーサリアム(Ethereum)など一般的なブロックチェーンとは違い、AWS(アマゾンウェブサービス)のようなクラウドコンピューターとしての側面を持つブロックチェーンとして開発された。同プロジェクトは、スイス拠点の非営利団体ディフィニティ財団(Dfinity Foundation)が主導している。

また世界37拠点ある「ICP HUBS NETWORK」ではディフィニティ財団と連携しながら、各地で「ICP」の技術を活用したアライアンスや事例等の創出、それらを生み出すためのエコシステム・ビルドアップを行なっている。

「ICP Japan」は、日本での「ICP」エコシステム普及と促進を目的とした組織であり、「ICP HUBS NETWORK」の日本拠点として発足される。同組織では、ディフィニティ財団および世界各所の「ICP HUBS NETWORK」の拠点(ICP HUB)と連携して、各種オンボーディング機会を創出し、日本の政府/エンタープライズ企業/スタートアップ/開発者/メディア/イノベーション機関/投資家とともに、Web3時代のブロックチェーンを活用したユースケース創出に向けたコミュニティの構築、及びインキュベーション等を実施するとのことだ。

ICP Japanローンチイベント6/29開催

「ICP HUBS NETWORK」の日本での本格始動の先駆けとして、「ICP Japanローンチイベント〜Web3時代の “分散型クラウド” エコシステム〜」が6月29日14:00から浜松町PREX内のPacific Hubにて開催決定している。なお参加は承認制で、入場料は無料となっている。

同イベントでは、「ICP Japan ローンチと日本でのパートナー・エコシステム構築について」をICP Japan Spoke(ディフィニティ財団公認エバンジェリスト)であるSho T(高橋 翔)氏が登壇し、紹介する。また「ICP国内ユースケース “政府Trusted Web”及び 他ブロックチェーンとの技術者視点でのユニークポイント」について電通総研の比嘉 康雄(higa yasuo)氏が紹介する。さらに「ICPグローバルの活動及び北米での事例等」について、ICP.Hub Canada & USのDevRelであるチェタン・ミッタル(Chetan Mittal)氏がライトニングトークを英語にて行う予定だ。そしてその後は、ネットワーキングの時間が設けられている。

なおこのイベントは「ICP Japan」が主催で、ICP.Hub North AmericaとPacific Metaが共催する。またメディアパートナーには「あたらしい経済」の他、コインテレグラフジャパン、​NFTstudio24、CoinPostが参加する。

イベントへの申し込みはこちら

「ICP Japanローンチイベント〜Web3時代の “分散型クラウド” エコシステム〜」概要

・開催日時:2024年6月29日(土)14:00~16:30
・開催場所:Pacific Hub(浜松町 PREX)
・参加者:承認制
・入場料:無料

■タイムテーブル
・13:30 開場(Door Open)
・14:00 イベント開始 / 注意事項説明
・14:05~14:25 第一部「ICP Japan ローンチと日本でのパートナー・エコシステム構築について」【登壇者::ICP Japan Spoke(Dfinity財団公認エバンジェリスト) Sho T(高橋 翔)】
・14:25~14:45 第二部「ICP国内ユースケース “政府Trusted Web”及び 他ブロックチェーンとの技術者視点でのユニークポイント」【登壇者:電通総研 比嘉 康雄(higa yasuo)】
・14:45~14:55 LT「ICPグローバルの活動及び北米での事例等」(English)【登壇者:Chetan Mittal(チェタン・ミッタル)ICP.Hub Canada & US DevRel (通訳:コー・ジェイソン)】
・14:55 休憩
・15:00~16:30 交流 / Party

■主催
・ICP Japan

■共催
・ICP.Hub North America
・Pacific Meta

イベント申し込みはこちら

イベントへの申し込みはこちらから

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【9/27話題】関東財務局がDMM Bitcoinに行政処分、金融庁がJVCEAへ自主点検を要請など(音声ニュース)

関東財務局がDMM Bitcoinに行政処分、BTC不正流出の「重大な問題」確認で、金融庁がJVCEAへ注意喚起と自主点検を要請、「暗号資産の流出リスクへの対応等」で、米ロビンフッド、独自ステーブルコイン発行を検討か=報道、アバランチ(AVAX)、4000万ドル規模の助成金プログラム「Retro9000」発表、韓国が個人情報保護違反でワールドコイン財団と開発会社に罰金科す、法順守で活動継続は認可、DeFi「エテナ」、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」に基づくステーブルコイン「UStb」提供へ、SBIデジタル・マーケッツと21xが提携、トークン化証券をESMA認可のDLT取引所に上場へ、ソラナ基盤のゲーム機「プレイソラナジェネ1」先行販売開始、金融庁、事業会社のゲーム内暗号資産取り扱いについて議論開始=報道、TON基盤ゲーム「ハムスターコンバット」、エアドロップ割当とロードマップ発表

韓国が個人情報保護違反でワールドコイン財団と開発会社に罰金科す、法順守で活動継続は認可

ワールドコイン財団(Worldcoin Foundation)と「ワールドコイン(Worldcoin:WLD)」運営委・開発元のツール・フォー・ヒューマニティ(Tools For Humanity:TFH)が、韓国の個人情報保護法に違反したとして、合計で11億400万ウォン(約1億2,200万円)の罰金支払いを命じられた

DeFi「エテナ」、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」に基づくステーブルコイン「UStb」提供へ

ステーブルコイン「USDe」発行元のDeFi(分散型金融)プラットフォーム「エテナ(Ethena)」が、「ブラックロック・米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund:BUIDL)」に裏付けられたステーブルコイン「UStb」の提供予定を9月26日発表した