ムーンペイ、ペイパルアカウントでの暗号資産購入がEU24ヵ国・英国全域に拡大

ペイパルアカウントでの暗号資産購入がEU24カ国及び英国に拡大

暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダー「ムーンペイ(MoonPay)」が、ペイパル(PayPal)アカウントを通じた暗号資産購入サービスをEU加盟国および英国全域に拡大したことを6月12日発表した。

現在はクロアチア、ハンガリー、アイスランドを除くEU加盟24カ国と英国全域の「ムーンペイ」ユーザーが、ペイパルを通じた暗号資産購入が可能とのこと。

なお現在はこれらの国における「ムーンペイ」ユーザーの1%が同サービスを利用可能で、「ムーンペイ」は今後数週間にわたって利用できるユーザーを増やしていく予定だという。

ちなみに「ムーンペイ」とペイパルは今年5月より提携しており、まずは「ムーンペイ」の米国ユーザーを対象に、ペイパルを通じた暗号資産購入が展開されている。

なおプレスリリースによると平均年齢35歳の米国ユーザーが、「ムーンペイ」におけるペイパルを通じた暗号資産購入を体験しているとのこと。

このサービスは必要な情報を手動で入力することなく、ペイパルアカウントの残高や同アカウントに登録されている銀行口座やデビットカードを利用して、110銘柄以上の暗号資産の購入ができる。

関連ニュース

参考:ムーンペイ
images:iStocks/monkeybusinessimages

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【3/26話題】リップル社がSECへの控訴を撤回、アニメ「七つの大罪」初のNFTがSoneiumでなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

バイナンス、社員のフロントランニング疑惑で内部調査。停職処分報告し、公式内部告発チャンネルで監視強化へ

暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンス(Binance)のある社員がインサイダー情報を利用してフロントランニング取引を行ったとする告発を受け、同取引所の内部監査チームが、この件について調査を実施したことを3月23日に報告した

米シーボーBZX取引所、フィデリティの「ソラナ(SOL)現物ETF」をSECへ申請

米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)が、米大手資産運用会社フィデリティ(Fidelity)が運営する「フィデリティ・ソラナ・ファンド(Fidelity Solana Fund)」の上場および取引開始に向け、3月25日付で米証券取引委員会(SEC)に提案書を提出した。同ETFは、暗号資産ソラナ(SOL)の現物価格に基づく投資信託となる

CME、資産のトークン化テストにグーグルクラウドの分散型台帳「GCUL」採用

北米最大の金融・商品デリバティブ取引所であるCME(シカゴマーカンタイル取引所)を運営するCMEグループ(CME Group)が、グーグルクラウド(Google Cloud)の新しい分散型台帳である「グーグル・クラウド・ユニバーサル・レジャー(Google Cloud Universal Ledger:GCUL)」を使用したトークン化技術を導入すると3月25日発表した