HMRCが仮想通貨サイバー犯罪特定のための分析ツール導入を検討

HMRCが仮想通貨サイバー犯罪特定のための分析ツール導入を検討

英国政府機関の歳入関税庁(HMRC)が、仮想通貨取引におけるサイバー犯罪を特定するために、ブロックチェーンベースの分析ツール導入を検討していることが地元メディア「PublicTechnology」によって1月20日報じられた

HMRCは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)が支払いに利用されている一方で、脱税やマネーロンダリングなどの犯罪に利用されていることを懸念している。

分析ツールには最低でもビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、テザー(USDT)の追跡を条件とし、匿名仮想通貨であるMonero(XMR)、Zcash(ZEC)、Dash(DASH)の追跡までが行えることが理想的であるとしている。

HMRCは今回のツールへの1年間のライセンスに対し、10万ポンド(約1430万円)の予算を用意しており、提供者を今月31日まで募集し、2月17日には契約を開始する予定とのことだ。

THEBLOCKの報道によると、分析ツール提供企業の候補としてChainalysis、Elliptic、CipherTraceの3社が挙がっている。

編集部のコメント

12月にブロックチェーン分析企業であるChainalysis社が、同社のコンプライアンスツール「Chainalysis KYT(Know Your Transaction)」を仮想通貨取引所Bitfinexへ提供したことを発表しています。
またElliptic社は9月にSBIインベストメント株式会社の運営する「SBI AI&Blockchainファンド」より出資を受け、Elliptic社はSBIを筆頭にシリーズBラウンドの資金合計として総額2300万ドルを調達したとのことです。
またCipherTrace社はバイナンスや楽天ウォレットと提携しており、10月にはマネロン対策などにおいて、700以上のアルトコイン銘柄にも対応すると発表しています。

コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)

(images:bagotaj)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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