ジャックドーシー支援のBTCマイニングプール「オーシャン」、エルサルバドルに法人設立

オーシャンがエルサルバドルに法人設立

ビットコイン(BTC)の分散型マイニングプール「オーシャン(OCEAN)」運営元のビットコインオーシャン(Bitcoin Ocean)が、国際事業開発拠点として機能する法人会社「オーシャンマイニング(OCEAN MINING)」をエルサルバドルに設立したことを5月29日発表した。

「オーシャン」はビットコインのプールマイニングの透明性を高めることを使命としている企業だ。そのため「オーシャン」ユーザーはマイニング報酬をプール管理者からでなくビットコインネットワークから直接得られるようになっている。

今回設立された「オーシャンマイニング」は、エルサルバドルを同社の国際事業開発拠点にすることで、世界中でビットコインマイニングの分散化を推進していくとのこと。

ちなみに「オーシャン」を手掛けるムーモリン(Mummolin)は昨年11月に、ツイッター(Twitter:現X)の元CEOでビットコイン(BTC)支持者のジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏らが参加するシードラウンドにて620万ドルを調達している。

エルサルバドルでは2021年より、20年前に採用した米ドルと並べてビットコインを法定通貨として採用した最初の国となった。ただしこの動きは、国際通貨基金(IMF)を含め、不安定な暗号資産を受け入れたとして、ナシブ・ブケレ(Nayib Bukele)政権に厳しい批判を招いている。

関連ニュース

参考:プレスリリース
images:iStocks/Samuil_Levich

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】イーサリアムPectraのメインネット実装が仮決定、ゲームストップ株急落、Seiが23andMe買収検討など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

バイナンスが「Vote to List」の第1弾選出、「MUBARAK」・「BROCCOLI714」・「TUT」・「BANANAS31」を取扱

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、ミームコインであるムバラク:Mubarak(MUBARAK)、CZ'Sドッグ:CZ'S Dog(BROCCOLI714)、チュートリアル:Tutorial(TUT)、バナナフォースケール:Banana For Scale(BANANAS31)の4銘柄の現物取引が開始された。バイナンスが3月27日に発表した