国内初、バイナンスジャパンに「サイバーコネクト(CYBER)」上場へ、国内3例目のマスクネットワーク(MASK)も

バイナンスジャパンにMASKとCYBER上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Binance Japan(バイナンスジャパン)が、暗号資産マスクネットワーク:Mask Netowrk(MASK)とサイバーコネクト:CyberConnect(CYBER)の取り扱い予定を5月21日発表した。取り扱い開始は5月22日17:00の予定だ。

なお国内取引所においてCYBERが上場するのは初の事例。MASKについてはオーケーコイン・ジャパン、ビットバンクに続き3例目となる。

同取引所での両銘柄の取り扱いサービスは、暗号資産現物(スポット)取引における販売所および取引所、そして自動購入(積立)となっている。

ただし取引所において両銘柄は日本円取引ペアには非対応だという。対応する取引ペアは、CYBER/BNB、CYBER/BTC、CYBER/ETHおよびMASK/BNBとのこと。

また対応ネットワークについては、MASKがイーサリアム(Ethereum)とBNBスマートチェーン(BNB Smart Chain:BSC)。CYBERはイーサリアム、BNBスマートチェーン、オプティミズム(Optimism)となっている。

MASKはWeb2のソーシャルネットワークとWeb3を接続するソーシャルメディアプラットフォーム「マスクネットワーク」の独自トークンだ。マスクネットワークでは、SNS上で暗号資産の送受金や、NFTのトレード、dApps(分散型アプリケーション)へのアクセスなど多様なブロックチェーン基盤のサービスを提供している。

またCYBERは、Web3における分散型ソーシャルプロトコル「サイバーコネクト」の独自トークンだ。同プロトコルを利用する開発者は、ユーザーが自分のデジタルアイデンティティ、コンテンツ、つながり、マネタイズチャネルを所有できるWeb3ソーシャルアプリケーションの作成が可能となっている。

なおバイナンスジャパンでは、現在国内最多となる50銘柄の暗号資産を取り扱っている。MASKおよびCYBER取り扱いにより52銘柄になる予定。

現在の同取引所の取り扱い銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビルドアンドビルド(BNB)、カルダノ(ADA)、アルゴランド(ALGO)、アスター(ASTR)、コスモス(ATOM)、アバランチ(AVAX)、アクシーインフィニティ(AXS)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チリーズ(CHZ)、ダイ(DAI)、ドージコイン(DOGE)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、イーサリアムクラシック(ETC)、アイオーエスティー(IOST)、ジャスミー(JASMY)、チェーンリンク(LINK)、ライトコイン(LTC)、ポリゴン(MATIC)、メイカー(MKR)、オントロジー(ONT)、クアンタム(QTUM)、ザ・サンドボックス(SAND)、シバ(SHIB)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、テゾス(XTZ)、ジリカ(ZIL)、ヘデラハッシュグラフ(HBAR)、ニアプロトコル(NEAR)、オプティミズム(OP)、イミュータブルエックス(IMX)、アービトラム(ARB)、ザ・グラフ(GRT)、レンダートークン(RNDR)、ディセントラランド(MANA)、イオス(EOS)、ガラ(GALA)、エイプコイン(APE)、クレイトン(KLAY)、リスク(LSK)、ラップドビットコイン(WBTC)、ファイルコイン(FIL)、スイ(SUI)となっている。

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参考:バイナンスジャパン
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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