SBI VCトレード、ユーザーに暗号資産・ブロックチェーン専門レポート「HashHub Research」を無料提供へ

SBI VCトレードが「HashHub Research」を無料提供へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、同取引所で口座を持つユーザーに対し、暗号資産・ブロックチェーン専門レポート「HashHub Research(ハッシュハブリサーチ)」を無料で提供することを5月14日発表した。15日より提供開始される。

「HashHub Research」は、2018年より提供されているWeb3業界屈指のレポート提供サービスだ。これまでに延べ1,500本以上のレポートが掲載されている。

なお今回の取り組みは、同サービスを提供するHashHub(ハッシュハブ)との連携により実施される。ハッシュハブはSBI VCトレードと同じくSBIグループで暗号資産・WEB3の専門リサーチ・コンサルティングサービスを提供する企業である。

SBI VCトレードに口座を持つユーザーは、PC版取引ツールのシンプルモード及びスマホアプリの「レポート」メニューから「HashHub Research」を無料で閲覧可能になるとのこと。ただし一部、SBI VCトレードの口座から見られないレポートもあるとのことだ。

ハッシュハブは昨年2月にSBIホールディングスの連結子会社となっていた。その際の発表で、SBIグループ傘下の暗号資産取引所等を利用している顧客に対してHashHubのリサーチレポートを提供することも考えているとアナウンスされていた。

ちなみにハッシュハブはコワーキングスペース事業も行っていたが、事業再編のために同事業から撤退し、東京都文京区本郷のコワーキングスペースを4月末日をもって閉鎖していた。

関連ニュース

参考:SBI VCトレード
images:iStocks/berya113・Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

Sponsored

イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ

イーサリアム(Ethereum)レイヤー2(L2)スケーリングソリューション「リネア(Linea)」が、同ネットワークをサポートするスイス拠点の非営利団体「リネアアソシエーション(Linea Association)」の設立と、2025年第1四半期にガバナンストークンLINEAの発行予定を11月13日発表した