米コインベースのシステム全体が停止、現在は問題調査中

コインベースがシステム障害

5月14日15:22現在、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)のウェブサイトに現在アクセスが出来ない状況だ。システム障害については、日本時間5月14日13:34に同社のCoinbase Supportの公式Xアカウントからアナウンスされた。

同アカウントによると、同社のシステム全体で障害が発生しているという。「あたらしい経済」編集部が確認したところ、同社が米国外で展開するコインベースインターナショナルエクスチェンジ(Coinbase International Exchange)やコインベースアドバンスド(Coinbase Advanced)等にもアクセスが出来ない状況だ。

なお関連したURLにアクセスを試みると、「503 Service Temporarily Unavailable」とエラーメッセージが表示される。

コインベースサポートによると現在この問題は調査中で、解決に向けて取り組んでいるという。

なお最新情報については、「http://status.coinbase.com」から確認できるとのことだ。

以下2024.5.14 17:45追記

コインベースは今回のシステム障害について、5月4日16:34にCoinbase Supportの公式Xアカウントから完全復旧をアナウンスした。

またコインベースステータスにおいても日本時間5月4日17:16に問題の特定と修正を実装したことを発表している。

ただし、原因については現状で報告されていない。

関連ニュース

参考:コインベースステータス
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/10話題】トランプがステーブルコイン法案の署名意向、金融庁が仲介業の新設提案、ジェミナイがIPO申請かなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米SEC、グレースケールの「ポルカドット(DOT)現物ETF」の上場申請を受理

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所「ナスダック(Nasdaq)」によって提出された、暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)の投資信託「グレースケール・ポルカドット・トラスト(Grayscale Polkadot Trust)」の上場および取引に関する提案書を受理した。SECが3月7日に公表している

ナスダック上場企業初、バイオネクサスジーンラボがイーサリアム優先の財務戦略を採用

米証券取引所ナスダック(Nasdaq)上場のテクノロジー企業「バイオネクサスジーンラボ(BioNexus Gene Lab:BGLC)」が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)に焦点を当てた新たな財務戦略に取り組むことを3月5日に発表した。戦略的財務資産にETHを採用するのは、ナスダック上場企業として初の事例となる