米暗号資産団体がPAC発足
暗号資産(仮想通貨)業界の非営利団体である「スタンド・ウィズ・クリプト(Stand With Crypto)」は、暗号資産やブロックチェーンに友好的な政治家を支援するために新たな政治活動委員会(PAC)を立ち上げた。44万人の会員から資金を集め、各州から連邦議会選に出馬している候補を党派を問わず支持している。
連邦選挙委員会の記録によると、暗号資産の特別政治活動委員会「スーパーPAC」であるフェアシェイク(Fairshake)、ディフェンド・アメリカン・ジョブズ(Defend American Jobs)、プロテクト・プログレス(Protect Progress)は、今回の選挙戦でこれまでに1億1,000万ドル以上を調達した。
「スタンド・ウィズ・クリプト」のようなPACは通常、候補者や政策の主張のための資金調達を目的に設立される。無制限に寄付を募れるが候補者と直接連携した選挙活動ができないスーパーPACとは異なる。
同団体のチーフストラテジスト、ニック・カー(Nick Carr)氏は「11月の議会選まで、会員の権利を守る候補者を支援することが目標だ」とロイターに語った。
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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
暗号資産団体がPAC発足、米連邦議会選の候補支援 会員44万人
(Stephanie Kelly)
images:Reuters