コロンビア大手銀行、暗号資産取引所「Wenia」立ち上げ=報道

コロンビア大手銀行が取引所立ち上げ

コロンビア共和国の大手商業銀行バンコロンビアグループ(Bancolombia Grupo)が、暗号資産(仮想通貨)取引所「ウェニア(Wenia)」を立ち上げた。フォーブス(Forbes)が5月2日報じた。

報道によるとバンコロンビアグループは、暗号資産市場への参入に向け新会社となるウェニア社を設立。同社で「ウェニア」を運営しているとのこと。

なおウェニア社は、英国海外領土バミューダ諸島で設立されており、バミューダ金融庁(BMA)より暗号資産事業ライセンスを取得して「ウェニア」を運営しているとのことだ。

ユーザーは「ウェニア」 で暗号資産を売買・変換・送受信でき、現在ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、USDC、COPWを取引できるとのこと。なおCOPWは、コロンビア・ペソ(COP)と1:1の割合でペッグ(維持/固定)したステーブルコインとのこと。

「ウェニア」 はApp Store及びAndroidアプリストアでダウンロード可能とのことだ。

バンコロンビアは2021年12月に同行の一部顧客を対象に、米暗号資産取引所「ジェミナイ(Gemini)」を通じた暗号資産取引サービスを提供している。

なおこの取り組みは、コロンビア金融規制機関のSFCSuperintendencia Financiera de Colombia)が実施する1年間のパイロットプログラムの一環で行われた。

関連ニュース

参考:フォーブスウェニア
images:iStocks/AntonioSolano

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored