米マイクロストラテジーがビットコイン追加購入、保有総数214400BTCに

マイクロストラテジーがビットコイン追加購入

企業としてビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、新たにBTCを追加購入したことを4月30日発表した。

なお同社は今回、四半期の収益報告書(2024年1月1日から3月31日が対象)と共に現在のビットコインの保有数を報告している。

またマイクロストラテジーの共同創業者で会長のマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏のXのポストによると、同社は4月中に780万(記事執筆時点レートで約12.2億円)ドルで122BTCを購入したとのこと。これにより同社のビットコイン合計保有数は214,400BTCになったという。

同社が最後にビットコインの追加購入を報告したのは3月19日。その際の合計保有数は214,246BTCだったため、今回のBTC追加購入の報告までに、別途32BTCを購入していたことになる。

今回の報告によるとマイクロストラテジーが保有する214,400BTCの1BTCあたりの平均購入価格は35,180ドル(約551万5,000円)とのことだ。

またその他にもマイクロストラテジーは、昨年第4四半期の終わり以降から25,250BTCを追加取得したことを報告。これにて同社は14四半期連続でバランスシートにビットコインを追加したことになるとのことだ。

なお同社は今年の第1四半期の中で、3月5日と18日に転換社債発行を2件実施。合計で約15億ドル(約2,351.5億円)を調達し、その販売収益をビットコインの追加購入に充てている。

関連ニュース

参考:マイクロストラテジー
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored