米決済ブロック、Square加盟店が売上を「BTC」で受取り可能に

スクエア加盟店が売上の1部をBTCで受取り可能に

米決済サービス「スクエア(Square)」の加盟店が、その日の売上の1部をビットコイン(BTC)で受け取り可能になった。米決済アプリ「キャッシュアップ(Cash App)」のビットコインプロダクトリードであるマイケル・リハニ(Michael Rihani)氏が4月25日発表した。

「スクエア」及び「キャッシュアップ」を開発・運営するのはジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が率いる米決済企業ブロック(Block)だ。

発表によると「スクエア」の加盟店は、その日の売上の1〜10%をBTCへ自動変換できるとのこと。BTCは「スクエア」内で連携した「キャッシュアップ」アカウントを通じて受け取れるという。なお手数料は一律1%となっている。

メディア「テッククランチ(TechCrunch)」によると、BTC変換機能は米国で展開され、同機能は今後数カ月以内に全ての個人事業主または個人会員LLCが利用可能になるとブロック社は述べたとのことだ。

なおブロックは今月23日、3ナノメートルのビットコインマイニングチップが開発完了したことを発表している。またチップの開発完了に伴いビットコインマイニングシステムの開発に着手していることも併せて発表している。

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参考:テッククランチ
images:iStocks/Molnia・LongQuattro

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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