シバイヌ(SHIB)、未公開トークン「TREAT」販売で約19億円を調達

シバイヌが約19億円を調達

ミームコイン「シバイヌ:Shiba Inu(SHIB)」の開発者コミュニティが、1200万ドル(約18.6億円)の資金調達の実施を4月22日発表した。

発表によると調達先は、米国以外のベンチャーキャピタル(VC)の戦略的パートナーだという。

なお今回「シバイヌ」コミュニティは、パナマ法人のThe Shiba Inu Mintを通じて資金調達を行ったとのこと。調達にあたっては同コミュニティがリリース予定の新たなブロックチェーンのユーティリティおよびガバナンスのトークン「TREAT」を投資家へ販売したとのこと。

今回「シバイヌ」へ出資したのは、ポリゴンベンチャーズ(Polygon Ventures)やメカニズムキャピタル(Mechanism Capital)、ビッグブレインホールディングス(Big Brain Holdings)、シマキャピタル(Shima Capital)、アニモカブランズ(Animoca Brands)、モーニングスターベンチャーズ(Morningstar Ventures)、ウッドストックファンド(Woodstock Fund)、DWFベンチャーズ(DWF Ventures)、ステイクキャピタル(Stake Capital)、コマ3ベンチャーズ(Comma 3 Ventures)などの投資家だ。

なお「シバイヌ」から新たにリリースされるブロックチェーンは、完全準同型暗号(FHE)を採用したものだという。同技術を用いたブロックチェーンは、今後拡大する「シバイヌ」コミュニティにおけるプライバシーや信頼など、業界における複数の問題の解決を目的としているとのこと。なお同技術は「シバイヌ」コミュニティが2月に提携開始したザマ(Zama)より提供されているとのこと。

ちなみに他社の報道によると同ブロックチェーンは、「シバイヌ」コミュニティが開発したイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「シバリアム(Shibarium)」上に構築されるレイヤー3チェーンになると、同チェーン開発者のシャトシ・クサマ(Shytoshi Kusama)氏が述べているとのことだ。

関連ニュース

参考:シバイヌ
images:iStock/Seregraff

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した