ソラナ上のDEX「ドリフト」、独自トークン「DRIFT」のエアドロップ実施へ

DRIFTのエアドロップ実施へ

ソラナ(Solana)上の分散型取引所(DEX)「ドリフト(Drift)」の独自トークン「DRIFT」のエアドロップ実施とその割り当て数が公開された。「ドリフト」のDAO(自立分散型組織)「ドリフトDAO財団(Drift DAO Foundation)」が4月16日発表した。なおエアドロップの実施日については明らかになっていない。

「ドリフト」は、最大10倍のレバレッジが可能の無期限先物取引や最大5倍のレバレッジが可能のスポット取引、最大5倍のレバレッジで任意のペアを交換できるスワップトークンを提供するソラナ上に構築されたDEXだ。

「DRIFT」のエアドロップ数は、合計発行枚数10億DRIFTのうち10%(1億DRIFT)とのこと。なおエアドロップにおけるスナップショット(権利確定日)及び参加資格条件に関する情報は発表されてない。

10億DRIFTの内訳としては総供給量の53%がコミュニティに割り当てられ、エアドロップ以外の43%(4.3億DRIFT)がエコシステム開発と取引報酬に配布されるという。

また総供給量の残りとなるDRIFTは、プロトコル開発者へ25%(2.5億DRIFT)、ネットワーク強化に長年貢献してきたユーザーへ22%(2.2億DRIFT)として割り当てられるとのこと。そしてこれらトークンは5年間にわたって供給しきるとのことだ。

「ドリフト」発行の「DRIFT」は、同DEXのユーザーと貢献者が「ドリフト」エコシステムの方向性を決める為のガバナンストークンとして機能するとのこと。そしてドリフトDAO財団は「DRIFT」保有者とドリフトDAOの意思決定を促進する役割を果たすという。

なおドリフトDAOは、一般的なプロトコル開発用のレルムズDAORealms DAO)、プロトコルのアップグレードを管理するセキュリティカウンシル(Security Council)、助成金を資金提供するフターキーDAOFutarchy DAO)という3つのDAOで構成されているとのことだ。

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参考:ドリフト
images:iStocks/ivanmollov

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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