アバランチのアバラボ、東証スタンダード上場マツモトと協業。ゲーム開発で

アバラボが東証スタンダード上場マツモトと協業

東証スタンダード上場企業マツモトが、パブリックブロックチェーンAvalanche(アバランチ)エコシステムを通して、ゲーム開発・販売を行うことを3月27日発表した。

なおマツモトは、福岡県北九州市に本社を置く印刷会社。卒業アルバムを中心に文集やパンフレット、 その他一般商業印刷や、HP/システム作成などの事業を行っている。なお同社は昨年11月、web3マーケットプレイス「ShinoVi」にてBookNFTの販売を開始していた。

今回の発表によるとマツモトは、「ShinoVi」開発元でスペインバルセロナ拠点のCompdeep(コンプディープ)と共同で当該ゲーム開発・販売を共同で行うとのこと。

それにあたりマツモトは、アバランチ開発会社であるAva Labs(アバラボ)とゲームの開発コンセプト、世界販売のマーケティング戦略などについて協議しているとのことだ。

なお同ゲームの開発については資金調達ができ次第、コンプディープが欧州でグローバルな開発チームを結成し、ゲームエンジン構築を含むゲーム開発を行う予定だという。

これについて詳しい開発体制が決まり次第、改めてアナウンスするとのことだ。

アバラボでは先日3月19日、中国アリババグループ(Alibaba Group)提供のオールインワン注文・決済ソリューション「アリペイ+Dストア(Alipay+ D-store)」と共同で、web3対応クーポンプログラムの概念実証(PoC)を開始している。

また先月2月には、米大手銀行シティ(Citi)がアバランチ(Avalanche)のサブネット「スプルース(Spruce)」で、プライベートファンドのトークン化に関する概念実証(PoC)を行ったことを発表している。

その他にもアバランチのサブネットは、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」運営のロイヤリティ マーケティング(LM)が採用したことが昨年9月に発表されている。

関連ニュース

参考:マツモト
images:iStocks/greenbutterfly

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/2話題】三井住友FGらがステーブルコイン事業化の検討開始、メタプラネットとテザーがビットコイン追加購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米資産運用会社VanEck、「ビルドアンドビルド(BNB)ETF」の登録申請をデラウェア州に提出

米資産運用会社VanEck(ヴァンエック)が、暗号資産(仮想通貨)ビルドアンドビルド(BNB)のETF(上場投資信託)「VanEck BNB ETF」の登録申請を、3月31日付で米デラウェア州国務省に提出した。デラウェア州国務省の法人検索ページで確認できる。申請番号は10148820