TON財団がコミュニティ報酬コンテスト開始
パブリックブロックチェーン「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」の開発を支援するTON財団(The TON Foundation)が、コミュニティ報酬コンテスト「オープンリーグ(The Open League:TOL)」のフルシーズン開始を3月20日発表した。
「オープンリーグ」は、「オープンネットワーク」エコシステム内のプロジェクトとユーザー向けに設計されたコンテスト。各月にプロジェクト側によって入門タスクから難易度が高いレベルまでのクエストが開催されるとのこと。
同コンテストのフルシーズン開始は今年4月1日からとなっており、プロジェクト側が用意したクエストを達成したユーザーには「オープンネットワーク」発行の暗号資産(仮想通貨)TONが報酬として与えられるという。なお「オープンリーグ」のパイロットシーズンは今年1月29日より開始されている。
フルシーズンの「オープンリーグ」は、「リーグ」・「トークンマイニング」・「クエストとエアドロップ」・「流動性プールの向上」といった4つのシステムで構成される。参加するプロジェクトとユーザー向けには、約1億1,500万ドル(約173億円)相当となる計3,000万TONが用意されているという。なお用意される計3,000万TONはそれぞれ4つのシステム毎に分配されるとのことだ。
またTON財団は「オープンリーグ」におけるエアドロップの開始日程は明かしていないが、「理由を問わずいつでも提供できます」と発表にて説明している。
オープンネットワークとは
「オープンネットワーク」はメッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」が開発に関わったブロックチェーン。同チェーンは、テレグラム内で利用されている分散型プラットフォームで、1秒あたり数百万件のトランザクション処理(TPS)を備えた拡張性の高いフレームワークとなっている。
また同プラットフォームは「テレグラム」でweb3エコシステムを構築し、2028年までに8億人のユーザーがデジタルIDやデータ、資産を所有可能にすることを目標としている。
なお国内において、暗号資産TONはビットポイント(BITPOINT)にて取り扱われている。
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参考:TON財団
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