バイナンス、預かり総資産が1000億ドル突破

バイナンスの預かり総資産が1000億ドルに

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ユーザーからの預かり総資産額が1,000億ドル(約13兆円)を超えたことを3月18日発表した。

発表によると預かり総資産額が1,000億ドルを超えたのは3月1週目。DeFiLlamaのデータによるとその額は、3月1日に約992億ドルで3月2日には1,152億ドルになっていた。

なお2023年の3月1日の預かり総資産は623.3億ドルだった為、1年間でバイナンスの預かり総資産は約2倍程度まで膨れ上がった。

ちなみに2024年1月1日時点の総預かり資産は796.8億ドルである。バイナンスは1,000億ドル突破について、「今年に入ってからの強力な資金流入と暗号資産の価格上昇が3月まで続いたため」と説明している。

なおバイナンスでは、すべてのユーザー資金と準備金を1:1の比率で保持しているという。このことは同取引所が2022年11月から開始した「プルーフオブリザーブス(Proof of Reserves:PoR)」にて毎月公開されている。

同システムは文字通り「準備金の証明」を行うことが目的で、バイナンスが全ユーザーからの預かり資産に対して1対1以上の準備金を保有していることの証明を行うためのものだ。

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参考:バイナンスDeFiLlama
images:iStocks/Butsaya

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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