エルサルバドルが国外からの資金に対して所得税を撤廃
エルサルバドル議会が、国外からより多くの投資を誘致するため、これまで海外からの資金に課せられていた所得税を撤廃する改革を3月12日承認した。
議員らによると、送金や企業への投資などの形で海外からの流入する資金は、今後非課税となる。
改革以前は、15万ドル以上の所得がある場合、入国時に30%の税率を支払う必要があった。
「この改革は、国内外からの投資を刺激し、経済を活性化させ、より良い、より多くの雇用機会を生み出すことを目的としている」とスエシー・カジェハス(Suecy Callejas)議員は議会で述べた。
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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
El Salvador removes income taxes for money from abroad
(Reporting by Nelson Renteria; Writing by Valentine Hilaire; Editing by Sarah Morland)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:iStocks/DancingMan