南アフリカFSCAが59社へ暗号資産業ライセンス承認
南アフリカの金融規制当局であるFSCA(金融セクター行動監視機構)が、暗号資産(仮想通貨)ビジネスの営業ライセンスを59件承認したと、3月13日に発表した。
2022年、FSCAは暗号資産を金融商品であると宣言し、利用顧客をリスクから守り、マネーロンダリングやテロ資金調達を防止するために規制する必要があると述べた。
また暗号資産を規制することで、南アフリカ中央銀行の金融監視部は、同国の暗号資産取引プラットフォームに対し、暗号資産に関わる取引の報告を求める明確な権限を与えることになる。
FSCAの部門幹部であるフェリシティ・マバソ(Felicity Mabaso)氏は金融部門会議で、当局が355件のライセンス申請を受理し、12日の時点で59件が承認されたと述べている。現在約262件の申請が進行中である。
当局より認可されたサービスプロバイダーは、認可後も継続的な監督を受けることになり、認可を受けずに暗号関連の金融サービスを行っている人々に対する調査が開始されるとマバソ氏は付け加えた。
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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
South Africa’s financial conduct regulator approves 59 crypto licences
(Reporting by Nqobile Dludla; Editing by Mark Potter)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:iStocks/Rawpixel