io.netが約45億円調達
ソラナ(Solana)基盤のDePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network:分散型物的インフラストラクチャーネットワーク)プロジェクト「io.ネット(io.net)」が、シリーズAラウンドで総額3,000万ドル(約45億円)を調達したことを3月5日発表した。
「io.ネット」はAI(人工知能)及びML(機械学習)企業向けに、十分に活用されていないGPUリソースを統合して集約するDePINプロジェクトだ。今回調達した資金は、今年中に予定している50人から100人へのチーム拡充や、「io.ネット」 の構築継続に使用されるとのこと。
同ラウンドはハックVC(Hack VC)が主導し、マルチコインキャピタル(Multicoin Capital)、シックスマンベンチャーズ(6th Man Ventures)、M13、デルファイデジタル(Delphi Digital)、ソラナラボ(Solana Labs)、アプトスラボ(Aptos Labs)、フォレサイトベンチャーズ(Foresight Ventures)、ロングハッシュ(Longhash)、セブンエックス(SevenX)、アークストリーム(ArkStream)、アニモカブランズ(Animoca Brands)、コンティニュキャピタル(Continue Capital)、MHベンチャーズ(MH Ventures)、OKXが参加した。
「io.ネット」は今年2月にコミュニティ報酬プログラム「イグニション(Ignition)」の開始を発表しており、GPUを供給するネットワークサプライヤーとコミュニティメンバーに対して報酬が付与される。同プログラムは第1段階として3月1日から4月28日まで行われるとのこと。
また今年の第2四半期(4月~6月)には、「io.ネット」の独自トークン「IO」がリリースされる予定となっている。なお「IO」と「イグニション」で付与される報酬の関係については明かされていない。
関連ニュース
- ソラナ基盤のDePINプロジェクト「io.net」、コミュニティ報酬プログラム開始
- 【解説】ソラナ(Solana) / どんなブロックチェーン? コミュニティ熱狂の理由、注目すべきプロジェクト(Solana Japan かまお)
- DEAと東京電力らがDePINコンテンツの実証試験へ、インフラ企業の課題解決の検討で
- コインベースにソラナのDePIN「Hivemapper(HONEY)」上場へ
- LST、DePIN、RWA、AI…… 2024年は何が来る? 今おさえておくべきトレンド解説
参考:io.net
images:iStoks/BadBrother