バイナンスジャパンにWBTC・FIL・SUI上場へ
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人バイナンスジャパン(Binance Japan)が、新たに3銘柄の暗号資産を取扱い開始することを2月27日発表した。
対象銘柄は、ラップドビットコイン(WBTC)・ファイルコイン(FIL)・スイ(SUI)。同3銘柄は3月5日より取扱い開始となるとのこと。
なおWBTCが予定通り上場すれば、国内取引所においてはコインチェックに続き2例目の取り扱いとなる予定。またFILはオーケーコイン・ジャパン、GMOコインに続き3例目。SUIはオーケーコイン・ジャパンに続き国内2例目となる予定だ。
WBTC・FIL・SUIの対象サービスは、暗号資産現物(スポット)取引の販売所および取引所。そしてFILおよびSUIのみが貸暗号資産「Simple Earn(シンプルアーン)」でサポートされるとのこと。
なお各銘柄の対応ネットワークは、WBTCがイーサリアム(Ethereum)で、FILはファイルコイン(Filecoin)、イーサリアム、BNBスマートチェーン(BNB Smart Chain:BEP20)の3ネットワーク。SUIはスイ(Sui)ネットワークにのみ対応するとのことだ。
バイナンスジャパンが予定通りWBTC・FIL・SUIを取扱い開始すると、同取引所の取り扱い銘柄は合計で50になる。
同取引所では現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビルドアンドビルド(BNB)、カルダノ(ADA)、アルゴランド(ALGO)、アスター(ASTR)、コスモス(ATOM)、アバランチ(AVAX)、アクシーインフィニティ(AXS)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チリーズ(CHZ)、ダイ(DAI)、ドージコイン(DOGE)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、イーサリアムクラシック(ETC)、アイオーエスティー(IOST)、ジャスミー(JASMY)、チェーンリンク(LINK)、ライトコイン(LTC)、ポリゴン(MATIC)、メイカー(MKR)、オントロジー(ONT)、クアンタム(QTUM)、ザ・サンドボックス(SAND)、シバ(SHIB)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、テゾス(XTZ)、ジリカ(ZIL)、ヘデラハッシュグラフ(HBAR)、ニアプロトコル(NEAR)、オプティミズム(OP)、イミュータブルエックス(IMX)、アービトラム(ARB)、ザ・グラフ(GRT)、レンダートークン(RNDR)、ディセントラランド(MANA)、イオス(EOS)、ガラ(GALA)、エイプコイン(APE)、クレイトン(KLAY)、リスク(LSK)の47銘柄を取り扱っている。
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参考:バイナンスジャパン
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