DeFiレンディング「Aave(AAVE)」がBNBチェーン上に展開

Aave v3がBNBチェーン上に展開

DeFi(分散型金融)レンディングプラットフォームAave(アーベ)のプロトコル「Aave v3(アーベv3)」が、BNB Chain(BNBチェーン)上で利用可能になった。BNBチェーンの公式Xより2月22日発表されている。

BNBチェーンは、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)提供のレイヤー1ブロックチェーン。BNBビーコンチェーンとBNBスマートチェーンと呼ばれる2つのブロックチェーンで構成されたデュアルブロックチェーン構造を採用している。

なお「アーベv3」では2月13日より、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークのScroll(スクロール)でも稼働開始していた。なおスクロールは、昨年10月にメインネットローンチしたブロックチェーン。同チェーンでは、「ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)」を活用した低コストかつ高速で、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)と互換性のある仮想マシン「zkEVM」を構築し、導入している。

「Aave v3」では現在BNBチェーンおよびスクロールの他、イーサリアム(Ethereum)、アバランチ(Avalanche)、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン(Polygon)、ファントム(Fantom)、ハーモニー(Harmony)、アービトラム(Arbitrum)、メティス(Metis)、ベース(Base)、ノーシス(Gnosis)にて展開されている。

関連ニュース

images:iStocks/sasha85ru

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

サークル「CCTP」がSuiに対応、9チェーン間で「USDC」のネイティブ送信可能に

米ドル建てステーブルコイン「USDC」をブロックチェーン間で転送する「クロスチェーン転送プロトコル(Cross-Chain Transfer Protocol:CCTP)」が、レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」のネットワークに対応開始した。「USDC」および「CCTP」開発元の米サークル(Circle Internet Financial)が12月17日発表した

【12/19話題】バイナンスジャパンが「Launchpool」提供へ、香港で暗号資産取引所4社が承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored