イーサリアムL2のOptimism、4回目の「OP」エアドロップ開始

Optimismが4回目のOPトークンのエアドロップを開始

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ソリューションであるオプティミズム(Optimism)上にて、同ネットワークのガバナンストークン「OP」の4回目のエアドロップが開始されたことが2月21日に発表された。

今回のエアドロップの対象となったのは、オプティミズム基盤のブロックチェーンネットワークである「スーパーチェーン(Superchain)」上およびイーサリアムのメインネット上でNFTを作成したクリエイターおよびアーティストだ。

NFTの作成がエアドロップの対象となるよう認められた「スーパーチェーン」は、OP Mainnet、Base、Zoraの3つで、イーサリアムも含めていずれも消費されたガス代をもとに「OP」の配布枚数が決定されたという。

作成したNFTの特性の数や、作成した時期、現在でもアクティブなアドレスであるかなど、他のいくつかの条件によっても獲得できるトークンの枚数は変わるとのこと。

なお正確なエアドロップの基準は、オプティミズムのエアドロップに関するドキュメントから確認可能だ。

またエアドロップの請求はオプティミズムの公式サイトから可能。ただし、フィッシング用の偽サイトも確認されているため注意が必要だ。

なお今回配布された「OP」の総量は約1,034万枚であり、約2.2万のアドレスに割り当てが行われたとのことだ。

オプティミズムでは、最終的にOP総供給量の19%がエアドロップによってユーザーに配布される予定。総供給量は4,294,967,296OPとなっており、初回は214,748,364.8OP、2回目は11,742,277.10OP、3回目は19,411,313OP、4回目は10,343,757.81OPが配布された。つまり今回で総供給量の約5.97%のOPが配布されることになる。

なお「スーパーチェーン」とは、オプティミズムの技術を使った技術に基づいたブロックチェーン開発用ソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」を用いて作成したブロックチェーンのことだ。

「OPスタック」を採用することで開発者は簡単にオプティミスティックロールアップを採用したL2ブロックチェーンを作成することが可能だ。

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参考:オプティミズムドキュメント
images:iStocks/Aramyan

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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